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京都旅行記。その2

 

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京都の人は顔が薄いってイメージもあったけど多分偏見。顔が薄い人が京都の人っぽく見えるのも確かだけど。関係ないけどバスの運転手さんがおおきにとかステレオタイプな京都弁を車内放送で使っていて、しかも声も艶っぽい。凄いなと思って顔見たら薄めの顔の想像通りの顔をしてて楽しかった。現地の人はどう思ってたんだろうか。その他には見かけなかったけど。あと立命館キャンパスは次元の違うカッコよさだった。落ち着いているのに洒落てる。カトリック系というのも影響してるのか。立地がめちゃくちゃ京大に近くてコンプレックスとかあるのかと余計なお世話を考えてしまったり。鴨川等間隔は雨のせいで見られず残念。なおも北上し、若冲を見るために美術館のはしご。かたほう展示してなかったけど。日本画あんま興味なかったけど見てみると楽しい。若冲の鶏は精緻で鮮やかで確かに独特な感じはした。写実的な部分とデフォルメする部分がいいバランスで混ざって若冲の絵になってるんだろう。その面白さは個人的に老人の絵てわ如実に感じた。表情は写実的な割に衣服はデフォルメ。そのユーモラスさがたまらなかった。あとは中村芳中や渡辺始興の月だったり動物絵もよかった。簾の奥の月とか、一筆書きの月とか。月のモチーフが好きすぎることに気がつく。

 

その後は本当にビビるくらいの豪雨に見舞われながらなんとか茶菓丸山へ。よく行ったと思う。店員さんも軽く引いてた。あれだけ格式高そうなお店、料亭ってこんな感じなのかなと思うようなお店に自分がたったひとりでいると緊張して仕方がなかった。アルマーニ行ったときよりよっぽど緊張した。しかもこっちは雨に打たれて小汚い格好。バックパックとスニーカーをあんなに恨んだのは初めて。折りたたみ傘を隠して入店。靴を脱ぎかけたの今考えれば笑える。恥ずかしかった。ただ食べた真葛羹と抹茶は絶品。特に抹茶をほとんど初めて飲んだけど美味しいと感じた。きちんと点てた抹茶はクリームのようなんだと思った。甘くないのにほのかに甘い。品があるとしか形容できない味がした。しかも食べ終わったら白湯が出てくる。どれだけ品が良いんだ。緊張しすぎてそれすらもお茶漬けみたいなものかと思った。しかも出ようと思ったら気を使ってくれて少し雨宿りしていっていいとのこと。ありがたいけど怖い。いつ出ればいいというのか。どこまで行けば図々しいと思われないで済むのか。本とか読んでてもいいのか。緊張しすぎて出るときに1万円札を突き出してしまった。自分のしょうもなさを痛感した夜だった。そして高級店とはカウンターに手をつくことすらはばかられるのだと知った。非常に勉強になった。振る舞いはひどかったけれど行かなければいつまで経ってもわからなかったわけで、行けてよかった。