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京都旅行記。その1

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 かなりの行き当たりばったりで出発した京都旅行。いろんなことがあって思考を巡らせることが出来なかったというのがその背景にはあったけれど、京都に来てみると想像していた何倍も楽しく過ごすことが出来た。来てしまったら考えないことには何も進まないので、久しぶりにきちんと頭を使って段取りを立てた気がする。そのおかげで少しだけ抱えていたタスクも消化することが出来たり。 勉強に関してもそうだけどどれだけ簡単なことでもいいからまず着手してみることで勢いがつくという好例だったかもしれない。

 

 そういえば本当は3日行くつもりだったけど、どうにも動けなくて2日間になってしまったのは少しだけ後悔している。ここ数日だけじゃなくここ半年の自分に対して。にしてもなんだかんだで行きの新幹線 の中でざっくりと予定を立てられた自分をもはや少しだけ褒めたい。初日はあいにくの雨。着いた早々土砂降りに見舞われて前途多難。殿田というお店にうどんを食べに行く。確かdiscover Japanに京都の真髄として載っていたお店。美味しいのかはわからないけどこれが神髄か…と思いながら食べた。普通に美味しかったけど、一番面白かったのは店員さんとお客さんの会話を聞けたことかもしれない。どろどろの京都弁は異国へ来たことを明確に意識させる。ただ京都の人に対する腹の底で何を考えているかわからないという偏見は抱えながらうどんを啜っていた。

 

 で、ご飯食べたら北上。京大を経て鴨川デルタを目指す。その過程で死ぬほど歩き回ったわけだけどこれがまぁ面白い。街歩きがここまで面白いとは思わなかった。特に木屋町先斗町あたりの小さな川は情緒的すぎて東洋のベネチアだと本気で思いながら歩いていた。梅雨に濡れた路地に迷い込むと狐にいつ化かされるのかという気分になるし、小川としだれ桜がまた華を添える。あの瞬間の異世界に来たという感覚がとにかく興奮した。急にアジールの中に放り込まれたような唐突さがあったり。そして、中央には鴨川が流れていてそれもまたよかった。プラハも中心部に川が流れていたけど川を中心に発展した都市は心惹かれる。そこを中心に発達するから嫌でも通るし集まることになる。そして川沿いに出ると視界がパッと開ける。発展しているのに開放感があってずっと歩いていたくなる。今回は雨で残念だったけど今度は川床にも行ってみたい。蚊が出たとしても。

 

 その後、京大も散策。ただし授業が始まっていなくて潜れなかったことはとにかく残念。キャンパスを歩いただけだと早稲田っぽい印象を受けたかな。学生闘争の匂いとか、なんとなく弾けようとしている雰囲気とか。あとはノーベル賞受賞記念の看板を見て差を感じたり。留学生が多いような気もした。キャンパスの造りは少し東大っぽくもあったかな。あとは自転車の多さ。京都は歩いた限りあんまり坂がなくて自転車は相当身近に使えそうだった。